高齢者が尻もちをついた際に腰椎の圧迫骨折を起こすことがあります。
まれに骨折した際の骨の変形によって神経を圧迫し、脚がしびれることがあります。
ここでは腰椎の圧迫骨折後に生じる遅発性麻痺について解説します。
腰椎圧迫骨折後の遅発性麻痺
腰椎の圧迫骨折は骨の強度が弱くなる骨粗鬆症が基盤にあるとされています。
圧迫骨折後に下肢のしびれが出てくるものを遅発性麻痺といいます。
腰椎圧迫骨折の遅発性麻痺の症状
神経の圧迫される場所や程度にもよりますが、圧迫骨折による痛みとは別に下肢にしびれが生じます。
圧迫骨折を起こしてからしばらく時間が経ってからしびれが出現することもあるので注意が必要です。
腰椎圧迫骨折の遅発性麻痺の原因
脊柱(背骨)には脊髄が通っています。
腰椎部には下肢の感覚や運動をつかさどる神経が通ります。
骨折による骨の変形によって神経を圧迫すると下肢にしびれが生じます。
腰椎圧迫骨折の遅発性麻痺の治療
圧迫骨折による下肢のしびれ、遅発性麻痺の治療は手術による脊柱(背骨)の固定術などが必要になります。
骨粗鬆症で骨がもろくなっているため、圧迫骨折をした後に変形が進むことで神経を圧迫してしびれがでてきます。
圧迫骨折の治療をしっかりとおこなった上で、骨粗鬆症の治療も継続しておこなっていくことが大切です。
骨折が疑われる場合には近隣の整形外科に連携を取り、レントゲン検査などで確定診断をしていただきます。
骨粗鬆症があったり、腰椎の圧迫骨折が疑われる場合は早めに医療機関を受診しましょう。
ご来院の方へのお願い
※当院は予約優先制とさせていただいております。ご予約なしでの当日受付も可能ですが、待ち時間が長くなる場合もございますので、当日でもご来院の際はご連絡いただきますようお願いいたします。
※初診時は保険証・医療受給者証をお持ちください。保険証の期限切れにご注意ください。
※急患対応や諸事情によりご予約いただいたお時間に施術がはじめられない場合もございますのでお時間に余裕を持ってご来院いただきますようお願いいたします。
受付時間
【予約優先制】【当日予約OK】
平日受付: 8:30 – 12:00 / 14:30 – 19:30
土曜受付: 8:30 – 12:00
日曜・祝日:休診
TEL:0266-75-2679
院内のご紹介
お問い合わせ・ご予約
アクセス
所在地:長野県諏訪市豊田1058-8