靴擦れじゃない!?靴があたって踵が痛い！アキレス腱皮下滑液包炎 ‣ はやし鍼灸整骨院

靴の踵（かかと）部分があたって踵が痛くなることがあります。

靴擦れかな？と思って踵を見ても皮がむけている訳でもない。

ここではアキレス腱皮下滑液包炎について解説していきます。

アキレス腱皮下滑液包炎とは

アキレス腱と皮膚の間にはアキレス腱皮下滑液包というクッション材のような組織があります。

アキレス腱皮下滑液包炎はそのクッション材に炎症が起こることで痛みや腫れが生じる疾患です。

アキレス腱が踵の骨に付くあたりに痛みや腫れが生じます。

スポーツのスパイクシューズやハイヒールなどの靴の踵部分が擦れたり、圧迫されることで痛みが生じます。

また、新しくて履き慣れない靴や、サイズがあっていない靴を履いていると起きやすいと言われています。

症状が出た際に履いていた靴を見直し、患部が圧迫されていないかをチェックします。

踵の骨の形状がどんな靴を履いても擦れてしまう場合は、踵の部分にパットを入れてあたらないように調節します。

あるいは、ソックスの上にテーピング処置をして、ソックスと靴の摩擦を軽減したりする方法もあります。

多くのケースは痛みが出た時に使用している靴やスパイクシューズを見直すことで症状は大きく改善します。

普段使用されている靴やシューズを受診時にご持参いただければと思います。

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